子育て

子供に英語アプリで勉強させるデメリットと効果的な使い方

英語の勉強になるからと子供に英語アプリを見せている人、多いですよね。でも、それって本当に英語学習に効果的なんでしょうか。

 

「無料アプリだし、そこまで求めていない。」

 

「英会話は高いし他の習い事もしてるから、英語アプリでそのすきま時間を活用しています。」

 

そんな声も聞こえてきそうですが、子供はどう感じているでしょうか。

 

アプリでアルファベットの練習しているはずなのに、ふと紙に書かせると書けない子、いませんか?

ご自分のスマホで練習をした後に、紙に書いてみてください。子供が分かりづらく感じていることが体で分かると思います。

 

また、とりあえずやらせているという状態を続けていると、思わぬ弊害も生むかもしれません。

英語アプリは「スマホやタブレットを使った日常的な英語学習」が売りですが、スマホの日常使いが子供のスマホ依存を強めてしまう恐れもあるからです。

 

この記事では、子供に英語アプリで勉強させることによるデメリットとこんな使い方なら効果があるという方法をご紹介します。

 

やみくもにアプリを使うのではなく効果的に利用して、子供に楽しく身につく英語を学習してもらいましょう。

 

子供向け英語アプリとは

 

 

 

 

今は1.5人に1人がスマホを持つ時代です。便利なアプリも手軽に利用できますよね。

 

英語アプリは利用者や学習分野別に様々な種類があります。大人向けの英語アプリをよくテレビCMでも見かけますよね。

 

子供向け英語アプリも、アルファベットからリーディングやディクテーションまで多様な学習コンテンツがあります。短時間のゲームや動画を見ながら英語を学ぶことができるアプリになっています。

 

子供向け英語アプリのメリット

 

 

 

 

子供向けの英語アプリには、「これならすぐできる」「ちょっとやってみよう」と思えるメリットがたくさんあります。

子供向け英語アプリのメリット
  • 料金が安い
  • 場所を選ばない
  • 短時間で終わるアクティビティ
  • 操作が簡単
  • 親子で楽しめる

 

書店のアルファベットのドリル1冊だけで1,000円以上しますが、子供向け英語アプリは無料のものから1つ500~600円ほどの課金で利用できるものが多いです。

 

ドリルは途中で飽きてしまって終わらせられなかったりしたらもったいない!とイライラさせられますよね。英語アプリなら金額を気にしないで、子供に合ったものをいろいろ試せます。

 

家でちょっと退屈しているタイミング、外出先で静かにしていてほしいタイミングなど、場所も時間もしばられないので、子供に無理強いせずに英語とふれ合ってもらうことができます。

 

子供に英語アプリを見せるデメリット

確かに、この子供向け英語アプリのメリットは他の教材にはない特長なのですが、手軽さばかりで「英語習得」というアプリを利用する第一の目的がおざなりにされてはいないでしょうか。

 

それは、以下のようなデメリットとして表れてきます。

ミニゲームやタップするだけのアクティビティで終わる

アプリの中には短い動画を見るだけ、聞くだけというものもありますが、クイズやゲームで答えをタップしながら問題に答えていくものもあります。

 

見るだけ、聞くだけではなく、子供からもアクションさせることで学習度は深まると思います。

 

しかし、タップを数回するだけで次々とトピックが変わるのでは、ゲームをやっただけでエクササイズしたことにはなりません。

無料版だけに絞ると効果の薄いものになる

無料版が無意味だとは言いません。単語やアルファベットという入門レベルの学習を楽しめるようになっています。

 

ただ、入門レベルの内容にとどまるアプリが多く、数回で飽きてしまいます。

 

避けたいのは、子供がアプリに飽きたことを「英語、飽きた」と言ってしまうことです。

この短絡的な「飽きた」は、うちの子供がよく言うのですが、つい「ちーがーうーだーろー!」と言いたくなります。

 

学習方法が合っていないだけなのに、英語への興味を失ったと勘違いしてはもったいないです。

多用すると集中力を低め、飽きやすくなる

 

 

 

 

子供向け英語アプリは料金も安くいろいろ試せる、場所や時間にしばられないところがメリットだと言いました。これで英語を手軽に日常的に学習することができます。

 

しかし、暇なときに合わせて手軽なものをあれこれとやらせていると、子供自身の集中力もそれに合わせて短いものになってしまい、退屈に任せてまたスマホに手を伸ばすようになります。

 

英語アプリに飽きると英語以外のアプリを起動するようにもなりますし、一日中スマホばかりさわろうとするようになれば英語アプリどころの話ではなくなってしまいます。

親子の時間が減る

子供向け英語アプリのメリットで挙げたとおり、親子で一緒に英語を学べます。そのような使い方ならいいのですが、実際は子供が一人で英語をする時間になってしまっていないでしょうか。

 

子供が黙ってスマホに集中してくれている時間があれば、ちゃちゃっと家事ができるのに、スマホ育児などと揶揄されるのは納得いかない部分もあります。

 

でも親としても、子供を任せるという形でスマホ時間が定着してしまわないように注意したいものです。

英語アプリだけで英語は身につかない

 

 

 

 

英語アプリだけでは、何よりアウトプットが足りません。

せっかくアプリで単語を勉強(インプット)しても、アウトプットしなければ身につきません。

 

子供はネイティブ発音の単語を聞けば、それなりに真似してリピートできます。でも、自分がリピートして受け取ってくれる相手が必要です。

この作業はイヤホンなどを使ってやろうと思えば一人でできるかもしれませんが、大人でも一人で継続するのは難しいですよね。

 

アルファベットもアプリで何度か練習しているうちに、子供はすぐに読めるようになります。

 

でも、紙に書けますか?

 

ひらがなの教材でも同様ですが、アルファベットも教材によって形(フォント)が違います。英語アプリにいたってはカラフルにデフォルメされています。

特に大文字の「G」「K」「R」、小文字の「a」「g」「k」といった文字は、フォントが変わると子供が混乱しやすいです。

 

次の文字を見てください。

―フォントの違い―

 

    G

 

 

大人はどれも形が違うけど、「G」であればどれでもいいと認識しますよね。

 

でも、英語を習い始めた子供にはどれを真似したらいいのか分からず、フォントごとに書き分けてしまったり、太い文字の場合には、どこをなぞったらいいか分からなくもなるようです。

 

 

このように英語アプリは「とりあえずやらせる」のでは、英語習得以前に悪影響になってしまう場合もあるのです。

 

では、安くて手軽な英語アプリはやらせてはいけないのでしょうか。

 

子供向け英語アプリの効果的な使い方

 

 

 

 

ここまで、子供向け英語アプリのデメリットを散々書いてきましたが、最初にご紹介したように、英語アプリは他にない特長がありますし、これを英語学習の補助教材として見れば効果があるものです。

 

まずは、英会話スクールや通信教材。それが難しいようでしたら、英語のDVDや書店の音声絵本などでも構いません、それらを使って決まった「英語の時間」を作ってあげましょう。

 

そして、この「英語の時間」で学習した内容に合わせて、英語アプリで繰り返し練習しましょう。

内容を完全に合わせることはできませんが、習った単語や表現が違う場面で出てくることで、子供は「あ、これ知ってる!」とひらめき、それが定着を促します。

 

アルファベットも紙の教材で学んでおくことで、英語アプリでも混乱することなく進めることができるでしょう。

 

また、子供向け英語アプリはステップアップするカリキュラムがないものが多いので、英語をもっと伸ばすためにも、レベルアップできる教材を用意してあげましょう。

 

まとめ

子供向け英語アプリは、短時間のゲームや動画を見ながら英語を学ぶことができるアプリで、いくつか特長があります。

子供向け英語アプリのメリット
  • 料金が安い
  • 場所を選ばない
  • 短時間で終わるアクティビティ
  • 操作が簡単
  • 親子で楽しめる

 

しかし、子供向け英語アプリには以下のようなデメリットもあります。

  • ミニゲームやタップするだけのアクティビティで終わる
  • 無料版だけに絞ると効果が薄いものになる
  • 多用すると集中力を低め、飽きやすくなる
  • 親子の時間が減る
  • 英語アプリだけで英語は身につかない

英語アプリはデメリットがありますが、補助教材とすることで効果的に利用することができます。

 

スマホやタブレットの使用時間にはくれぐれも注意して、親子で楽しく英語を学びましょう。