【梅仕事】季節を味わう。梅シロップの作り方 in東北

毎年梅雨入り前になるとスーパーに青梅が並んでいる光景をよく目にします。
6月6日は『梅の日』としても知られているように、5~6月にかけて青梅が市場に出回る季節になりますね。
1年の中でも青梅が出回るのはこの時期だけ。
季節の変化を感じることのできる、梅シロップを作って四季を味わってみませんか?
どんな種類の梅がオススメなの?

用意する梅は青梅であれば基本的には問題ありません。
一般的にスーパーで売られている梅の中で、できるだけ緑色が濃く熟しきっていないものを選びましょう。
私の住んでいる東北地方では群馬産の「白加賀」がメジャー種です。
特徴は種が小さく果肉が厚いため、素人でも簡単に梅シロップを作ることが可能になっています。
その他には和歌山県産「南高梅」 梅干しなどで大人気のブランド梅です。
近年は皮が薄く身が厚い特徴から梅シロップにも多く使われています。
用意するもの
青梅 1kg
氷砂糖 1kg
保存瓶 ガラスorプラスチック製
竹串
保存瓶は2~4Lほどあれば十分です。
最近はダイソーなどの100円ショップでもガラス瓶が売っていて格安で揃えることができますね。
梅シロップはこうやって作ろう!
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瓶の消毒
梅を漬ける時の1番の天敵は「カビ」
カビ予防のためにも徹底的に消毒を!!
水洗いの後はしっかり水気を切りましょう。
その後アルコール綿での消毒をするとよりGOODです。
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梅のヘタを取る
雑味を減らすために梅のヘタは全て取り除きましょう。
ヘタを丁寧に取り除いた旨味が手作り梅シロップの最大の秘訣です。
竹串の先端でヘタを刺してクルッと持ち上げると簡単に取れてくれます。
中央のヘタを竹串で丁寧に取り除こう
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梅を洗ってアク抜きをする
ヘタを取った青梅をボウルにあけて流水で洗い流しましょう。
特にヘタがあったくぼみには汚れが溜まっていることがあるので要注意です。
洗った後は水に30分程度浸けておいてアク抜きを行ってください。
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水気をきる
前述した通り水気がカビ発生の原因となります。
キッチンペーパーで1粒1粒丁寧に水気を取っていきましょう。
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瓶に梅と氷砂糖を交互に入れていく
いよいよ瓶詰めの工程です。
青梅と氷砂糖をだいたい3分の1ずつ分けておいて
瓶の中に交互に入れていきます。
今回は500mLの小さな瓶に詰めました
青梅を入れるときは潰れないように丁寧に入れてくださいね。
- 最後は冷暗所に保存して待つ
冷暗所に瓶を保存して梅からエキスが出てくるのをじっと待ちましょう。
早ければ1週間~10日前後で完成!
完成後は傷んでしまうので梅は取り除いて、シロップは冷蔵庫へ移しましょう。
出来上がった梅シロップは炭酸水で割って梅ソーダや、梅ゼリー、ヨーグルト梅シロップとして味わいましょう。
まとめ

以上梅シロップの作り方でした。
青梅が市場に出回るのは1年間通しても6月の1ヶ月程度のみ
この機会を逃したらまた来年まで待たなくてはいけません。
1年のうちに限られた時期だけ楽しむことができる梅仕事。
季節を存分に感じながら美味しい梅シロップを堪能してみませんか?